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2〜5店舗チェーンでありがちな売上管理の失敗5つ

「2店舗目」で管理が崩れはじめる

1店舗のうちは、売上管理はそれほど難しくありません。オーナー自身が現場にいて、数字も頭に入っています。

ところが2店舗目を出したとたん、急に管理が難しくなります。自分が両方の現場に立てなくなり、数字が「人づて」になるからです。

ここでは、2〜5店舗の小規模チェーンでよく見かける売上管理の失敗を5つ紹介します。当てはまるものがないか、チェックしてみてください。


失敗1:数字の集約をオーナー1人が抱えている

各店から売上の報告を受けて、それをまとめるのがオーナー1人だけ、というケースです。

一見効率的に見えますが、オーナーが倒れたら全部止まります。出張中・体調不良・繁忙期、どれか1つでも重なると数字が止まり、経営判断が遅れます。

対策は、集約を「仕組み」に置き換えることです。誰が入力しても自動で集計される状態にしておけば、オーナーは確認するだけで済みます。


失敗2:店舗ごとにフォーマットが違う

A店はExcel、B店はLINE、C店は手書きをLINEで撮影——。店舗ごとに報告のやり方がバラバラだと、集計のたびに形式を揃える作業が発生します。

この「揃える作業」が地味に時間を食います。月末になると数時間かかることも珍しくありません。

対策は、全店で同じ入力画面を使うこと。フォーマットが統一されていれば、集計は自動化できます。


失敗3:客数・組数を記録していない

売上だけを記録して、客数や組数を取っていないケースです。

売上だけ見ていると「今日は良かった/悪かった」しかわかりません。でも客単価(売上 ÷ 客数)まで見ると、もっと深い分析ができます。

客数・組数は、後から「取っておけばよかった」と最も後悔するデータです。最初から記録する習慣をつけましょう。


失敗4:過去データが各所に散らばっている

去年の同じ月の数字を見たいのに、「あのExcelどこだっけ」「LINEを遡るしかない」という状態です。

前年比は経営判断の基本ですが、データが散らばっているとすぐに引き出せません。結果として「なんとなくの記憶」で判断してしまいます。

対策は、データを1か所に集約しておくこと。前年同月・前月との比較がワンクリックで出る状態が理想です。


失敗5:スタッフが「入力する意味」を感じていない

どんな仕組みを入れても、現場が入力してくれなければ意味がありません。

入力が定着しない一番の原因は、入力した数字がどう使われているか見えないことです。送った数字がブラックボックスに消えていくと感じると、人は手を抜きます。

対策は、入力した結果がすぐ全員に共有される仕組みにすること。たとえば全店の売上が毎晩LINEで流れてくれば、「自分の店の数字が見られている」という意識が働き、入力も続きます。


まとめ

2〜5店舗の小規模チェーンでよくある失敗は、次の5つでした。

  1. 数字の集約をオーナー1人が抱えている
  2. 店舗ごとにフォーマットが違う
  3. 客数・組数を記録していない
  4. 過去データが各所に散らばっている
  5. スタッフが「入力する意味」を感じていない

どれも「店舗が増えたら起きること」です。逆に言えば、最初に仕組みを整えておけば防げます。

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