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LINEで売上速報を送る仕組みをどう作るか

「毎晩LINEで数字が来る」問題

複数店舗を持つオーナーや本部スタッフによく聞く話です。

閉店後に各店のスタッフからLINEで「今日の売上は〇〇円、客数〇〇人」と送ってくる。それを見ながらExcelに転記して、合計を出して、また別のLINEグループに共有する。

1店舗なら大した手間ではありません。でも3店舗・5店舗になると、毎晩この作業が待っています。転記ミスも起きます。送り忘れるスタッフも出てきます。


よくある「自力解決」とその限界

パターン1: Googleフォーム + スプレッドシート

フォームで入力してもらい、スプレッドシートに自動集計する方法です。無料で作れて、一見うまくいきます。

ただし長続きしないことが多い。理由はスタッフがフォームのURLを覚えていないからです。毎回URLを送るか、ブックマークしてもらうかになりますが、現場ではなかなか定着しません。

パターン2: LINEのノート機能に書いてもらう

フォーマットを決めてLINEのノートに書いてもらう方法です。入力のハードルは低いですが、集計は結局手作業になります。

パターン3: 既製の勤怠・POSシステムを使う

売上データはPOSに入っているのだから、POSのレポート機能を使えばいいという考え方です。ただし複数店舗のPOSが異なるメーカーだと集約できません。また、客数・組数まで管理できるシステムは限られます。


「全店入力完了で1通送る」が正解

LINE速報を自動化するとき、やりがちな失敗が店舗ごとに入力のたびに通知を送る設計です。

3店舗あれば毎日3通届きます。最初は便利に感じますが、すぐに慣れてほぼ見なくなります。通知の価値が薄れるのです。

おすすめは全店舗の入力が完了した時点で1通まとめて送る方式です。

📊 本日の売上速報(6/13)

新宿店 売上 ¥284,000 / 組数 42 / 客数 68
渋谷店 売上 ¥198,000 / 組数 31 / 客数 54

合計   売上 ¥482,000 / 組数 73 / 客数 122

このフォーマットなら、グループに届いた瞬間に全員が全店の状況を把握できます。「〇〇店がまだ入力していない」という状況も自然と可視化されるので、入力忘れへの抑止力にもなります。


タイムアウトの設計が重要

全店完了を待つ方式には1つ課題があります。入力しない店舗がいると永遠に送信されないことです。

解決策はタイムアウトを設けることです。たとえば翌1時(25時)を締め切りとして、それまでに入力がなければ「〇〇店:未入力」として送信します。

📊 本日の売上速報(6/13)※一部未入力

新宿店 売上 ¥284,000 / 組数 42 / 客数 68
渋谷店 未入力

合計   売上 ¥284,000(集計中)

未入力が一目でわかるので、翌朝の確認もしやすくなります。


まとめ

LINEで売上速報を自動化するポイントは3つです。

  1. 入力はスマホで完結させる(URLを覚えなくていい設計)
  2. 通知は全店まとめて1通(バラバラに送ると読まれなくなる)
  3. タイムアウトを設ける(未入力店舗への抑止力にもなる)

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